当院オリジナルの資料による診察説明
当院では院長と理学療法士が作成したオリジナルの資料を組み合わせ、患者さんの疾患の原因や治療について説明しております。資料の特徴として2種類ございます。 ①院長が作成する疾患に関するもの、 ②理学療法士が作成するご家庭での体操やテーピング方法の指導等です。 これにより、ご家庭に戻ってからも再読していただくことが可能です。 |
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基幹病院との相互連携
当院は川口市の基幹病院の ・川口工業総合病院 ・埼玉県川口済生会病院 と相互連携をしています。 そのため、毎週水曜午後、金曜午前、土曜午前に ・川口工業総合病院から3名(関節外科の専門医師) ・埼玉県川口済生会病院2名(日本脊椎脊髄病学会指導医) 計5名を非常勤医師として招き、2名体制で診察しています。 |
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神経ブロックについて
当院では、著しい痛みに対して神経ブロック治療を行います。
ブロックは一時的に患部そのものの痛みを軽減させるだけではなく、痛みによる反射的な血管の収縮や筋肉の緊張を抑えて、2次的な痛みも取り除きます。
この効果は麻酔剤の効果が切れた後も続き、その効果を判定することで、診断に重要な役割を果たします。
肩関節受動術について
当院では、肩関節受動術に力を入れています。
症状と診断
肩関節周囲炎によって肩の痛みや可動域(動かすことのできる角度)に制限がある場合、症状や痛みの原因を診断します。
そして、適切な部位に関節内注射を打つことで、痛みの緩和や動きの改善が得られます。
症状によっては1.5ヶ月~2ヶ月程度経過しても、症状の改善がみられない場合があります。
その場合は、医師と患者さんが相談した上で、非観血的肩関節受動術を検討します。
受動術の特徴
非観血的肩関節受動術と言葉だけ聞くと、大袈裟なイメージを受けますが、非観血的肩関節受動術は
・痛みがない
・短時間で、日帰りの外来で行う
・保険診療でまかなう
という特徴があります。
診察の内容
非観血的肩関節受動術は、エコーを用いながら、頚部(首)に麻酔薬を注入します。
そして、麻酔が十分効いて、肩関節の痛みがとれた後、医師が腕をゆっくりと動かしてゆき、固まっている関節の動きを広げます。
その結果、早期に痛みが和らぎ、可動域の改善がみられます。
更に当院の理学療法士のリハビリテーション(セラピスト治療)を受けることで、筋肉の柔軟性や可動域の拡大が期待できます。理学療法士から自宅でできる体操もお伝えします。
学校での運動器検診後の側彎症治療について
検診で指摘された場合
学校の検診で側彎症を指摘された場合、患者さんはもちろんのこと、ご家族も不安だと思います。
そのため、「早く治療を受けさせたい」と考えて、マッサージ等に通う場合がありますが、マッサージでは側彎症の形態を戻すことは期待できないでしょう。
当院の診察
当院の側彎症の診察は、整形外科医が診察し、(女性)診療放射線技師がX線(レントゲン写真)を撮影します。
そして、医師が脊椎の角度や身体全体の所見を診て、診断します。
ほとんどの場合、X線検査の経過観察で済みます。
診察の結果
診察の結果、症状があまり進行しないことが分かると安心です。しかし、診察を受けないまま放置して、症状が進行する場合など手術が必要になる可能性があります。
また、成長期の方は、成長している間はいつでも側彎症が発症する可能性があります。そのため、一度の検診で異常がなくても、定期的な診察が必要です。
理学療法士による体操教室
当院では体操教室を年に2~3回程度実施しております。開催日時は年に2~3回土曜日の13時30分から1時間開催しております。詳しくは院内のポスターにてご確認下さい。
内容は毎回腰痛や肩こり等テーマを決めて、院長から日常生活に役立つ知識を分かりやすくお伝えします。また、それぞれの理学療法士から疾患の痛みの軽減や予防する体操などを実施いたします。
参加費は無料で、予約は必要ではないため、お気軽にご参加ください。
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